様々なスタイルの什器・ディスプレイ。何気なく目にすることも多いですが、それぞれ作り手の想いや情熱、試行錯誤が詰め込まれています。完成してからでは気が付かないようなものもある設計のポイントをご紹介します。

陳列物の重さに耐える強度設計

什器やディスプレイには商品を陳列したりひっかけたりします。商品をたくさん置くことによって、重さによって底が抜けたり、フックが取れてしまったりということを避けるため、素材で強度を強くするだけでなく、構造設計によって強度を強くすることもあります。

現場での組み立てやすさ・収納性

輸送時は折りたたんだり、パーツを外した状態でお送りすることで輸送コストを低く抑えることができます。一方で、現場のスタッフの皆さんが簡単に組み立てられるようにパーツ数を減らしたり、簡単に組み立てられるような設計を心がけます。

予算内のコストにおさまるように

強度を持たせるためや組み立てやすくするためにパーツを増やしたり、紙の使用面積を増やしたりしてしまうと余計なコストがかかってしまいます。強度や組み立てやすさを意識する一方で、コストも予算内に納められるような設計を意識する必要があります。